エクスプレッション言語メニューのInterpolationの基本をご紹介いたしました。
ここではその使用例について見ていきましょう!
メインのエクスプレッションとして linear(t,value1,value2) を利用して
フォーメーションAからフォーメーションBへと移動するアニメーションを
つくってみたいと思います。
まずフォーメーションAをヌルを用いてつくります。
ここでは最終的に3つオブジェクトを動かそうと思いますので
ヌルを3つ用意します。
最終的に表示するオブジェクトからみたら
このヌルはターゲットになるので
名前もターゲットAの略でTAとしてみました。

コンポジションの下手に縦に配置し
ここでは静止したものをフォーメションAとします。

つぎにフォーメーションBです。
B用のヌルを3つ用意してターゲットBとしました。

ここでは円運動をつくってみました。
(よくわからない方は SinCosのページをみてみてください)


ここまでで
フォーメーションAとBの状態をつくったわけです。
(縦並びと円運動にしたわけですが、動きは何でもよいです。)
本題はここからです。
ここではオブジェクトとして1つのシェイプレイヤーを用意しました。
その「位置」に次のエクスプレッションを記述します。

shiftと名付けたレイヤーは
スライダ制御を適用していまして
フォーメーションAからBへの移動をコントロールさせるべく用意しました。
linear( t , value1 , value2 )
というものは3つの引数をとります。
はじめの引数が0から1で
0のときは value1
1のときは value2
になります。
今回、1つ目の引数に
shiftと名付けたレイヤーのスライダ制御を参照させました。
このスライダを0から1の間でキーフレームアニメーションさせれば
value1からvalue2へと変化するわけです。
そして
value1はターゲットAの1の位置
value2はターゲットBの1の位置
を参照しています。

これを各オブジェクトにも同様のエクスプレッションを記述すればOKです。
linearの第二、第三の引数は
回転などの一次元の値に限らず
3Dの位置などの3次元の値も扱えるのがよいですね。
あとは第一引数が参照しているスライダを
0から1の間でキーフレームアニメーションさせれば
フォーメーションチェンジします。
特にフォーメーションAもBも動いていて
それらを自然に補間するのはキーフレームアニメーションでは
現実的ではないためエクスプレッションならではの表現だと思います。