写真で光あそび

  ソフトボックスを背景にしたときの露出設定

ソフトボックスを背景に利用するとバック飛ばしには無い、発光感のある白背景となる。

また人物がソフトボックスに近づくほど、リムライトの役割も果たす。

このような運用の際のソフトボックスの露出計についてテストしてみた。

露出計の光球は発光面に向けて測光。

ー2EV

ー1EV

適正露出

+1EV

■+1EVについて

 人物とソフトボックスの距離が近いこともあるが

 細い髪の毛が飛び、消えてしまう部分が出てきた。

 ふわっとしたヘアスタイルでは要注意!?

(顔が見えているのは狭い部屋でテストしたため、壁からの反射によるもの。)

 背景的には、このくらいの背景の白さは欲しいところ。

 

■暗いほど、ディフューザーのしわが目立った。

 背景は白というよりグレー。

 

 ↓

プチまとめ

 

★背景の明るさは 適正露出 〜 +1EV あたりが良さそう。

★ヘアのディテールの調整は、ソフトボックスと被写体の距離で調整できそうである。

 

ーー

 

■人物の位置をソフトボックスギリギリまで近づいたものが下の写真。

 背景を飛ばすためのソフトボックスではあるが、この時、光が頬にあたりリムライトの効果も出てくる。

 またこの効果はソフトボックスのサイズが大きいほど、光がまわりこむので強い。

 ただ、ソフトボックスに被写体を近づける程、ヘアのディテールが失われる可能性がある。