写真で光あそび
Profoto Air System
■ はじめに ■
Profoto Air Systemとは
無線で 「ストロボのシンクロ」 と 「コントロール」 ができるシステムで
送信機 と 受信機が必要です。
受信機は、ストロボ側に内蔵されているものもあります。
■ 仕様 ■
チャンネルとグループという考え方をもって制御します。
チャンネルは 1〜8 まであり
グループは A〜F の6種類あります。
チャンネル1 の中に A〜F までのグループがあります。
チャンネル2 の中に A〜F までのグループがあります。
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チャンネル8 の中に A〜F までのグループがあります。
■ チャンネル ■
送信機で設定したチャンネルと同じチャンネルに設定された受信機のストロボが発光します。
つまり、複数台のストロボを発光させるとき
送信機のチャンネルと全ての受信機のチャンネルは、同じでなければなりません。
チャンネルの運用方法としては…
例えば、同じ部屋に、隣り合わせで2つのセットがあり
どちらにもライティングを組んでいた場合
セット1の受信機にはチャンネル1、
セット2の受信機にはチャンネル2、と設定しておけば
セットを移動したとき、送信機のチャンネルを変えればOKという事になります。
あるいは何かしら混線したときに
チャンネルを変える事で問題をクリアできる可能性があるかもしれません。
以前、スタジオの蛍光灯がチカチカしていた時
その影響で、ストロボが同調してしまったことがありました。
その蛍光灯は、点灯した直後、見た目にも不安定なものだったのですが
蛍光灯が安定するまでの間、ストロボもチカチカ発光してしまいました。
もしかしたらチャンネルを変更することで回避できた可能性はあったのかもしれません!?
■ グループ ■
複数台あるストロボを個別にコントロールしたい。
そのような時にグループを利用します。
この時、受信機側でグループを1つ選択、設定することになります。
例えば、以下のように振り分けたとします。
キーライトの受信機をグループAに設定。
フィルライトの受信機をグループBに設定。
バック飛ばしの受信機をグループCに設定。
それらを無線で、個別に、
発光のオン・オフや発光量、モデリングのオン、オフなどを操作する事が出来ます。
私が使っている Air Remote TTL-Cからは
6つのグループではなく
A〜Cの 3つのグループに対してのみコントロールができます。
グループEに対して、無線でのコントロールは出来ない事になりますが
チャンネルが合っていれば発光します。
組んだストロボのシステムを4つ以上の属性にわけて制御したい場合
3つのグループまでは無線で制御でき
それ以上のグループは、手でストロボを操作するということになります。