写真で光あそび

  光の減衰について

光は距離の二乗に反比例して減衰するようです。

わたしなりに図にまとめてみました。

 

そこからは下記の結論になるように思います。

・光源の発光量によって、各ポイントにおける明るさは変わっても、減衰をF値で記してみると発光量に関わらず減衰の仕方は同じ。

・被写体の場所で同じ露出でも、光源の位置によって、背景の明るさが変わる。

 (光源を離すと壁や天井からの反射が多い事で背景にも回り込み明るくなる、と思っていたがそれだけではなかったようです。)

■ テスト ■

光の回り込みの少ない屋外で撮影。

1枚目、ボトルで同じ露出になるようにしてまずは撮影。(左)

2枚目、光源の距離を2倍にし、ボトルでは先ほどと同じ露出になるように調光。(右)

ボトルで同じ露出になるよう測定したので、ボトルのグレー具合は同じになった。

その上で背景に注目すると

光源の距離を離した方が減衰に対する光量が明るいことで、景色が浮かび上がっている。