写真で光あそび
アンブレラ(トランスルーセント) と ソフトボックスサイズ違い3種 の 比較 / 真横から
透過アンブレラ(大)
被写体真横から
近くから
ソフトボックス(大)
被写体真横から
近くから
ソフトボックス(中)
被写体真横から
近くから
ソフトボックス(小)
被写体真横から
近くから
透過アンブレラ(大)
被写体真横から
遠くから
ソフトボックス(大)
被写体真横から
遠くから
ソフトボックス(中)
被写体真横から
遠くから
ソフトボックス(小)
被写体真横から
遠くから
■ 角度について ■
このページの全ては真横からのサイド光。
ライトと被写体を結ぶ線 と カメラと被写体を結ぶ線 の間の角度で言うと 真横は90度となる。
別ページで約70度、45度も掲載しているが
約70度であっても、数字的には大きく角度がついているように思うが
パッと見の第一印象の違いはあまり感じられなかった。
モディファイヤの(第一印象で感じるほどの)特徴を出すには
配置角は80度以上を意識するのがよさそう。
■ 距離について ■
特徴がでる配置角(ここでは90度)にストロボを置いても
距離が遠いと、どのモディファイヤでもほぼ同じ、という印象。
遠い、といっても現場写真を見ての通り
そんなに離れているわけではない。
モディファイヤの見た目の違いはすごくあるのに
この程度の距離があれば、発光面が広がることで
モディファイヤ独自の断面コントラストが穏やかなになり
それがどれもほぼ同じ印象になるほどである
ということかと思った。
■ モディファイヤの特徴を感じるには ■
被写体近くに配置して、カメラとの角度を70度以上。
■ アンブレラとソフトボックス ■
アンブレラのホワイト、シルバーは球面の内側に光を反射させるが
トランスルーセントは被写体から見ると球体が光るかっこうになる。
そして透過する際に球体上からさらに拡散され、あちこちへと光が分散することでやわらかい光となる。
アンブレラの中でも一番拡散するのがトランスルーセントと思われる。
これに比べ、ソフトボックスはその本体の形状から角度の狭いリフレクターと捉えられ
そこで比較的まっすぐ進む光がつくりだされる。
それがディフューザー透過の際に拡散される。
結果、直進性がある中にやわらかさを感じられる印象の光となる。
今回はトランスルーセントのアンブレラが、一番やわらかく、やさしい印象となっている。
■ ソフトボックスのサイズ違いについて ■
発光面が大きいほど
被写体の凹凸のものかげにも光が届きやすくなるため
影が、よりあかるい影となり
結果、陰影のグラデーションがやわらかくなる。
またソフトボックスは発光面が大きいだけではなく
ディフューザーで拡散している分、あちこちから光がやってくることからも
見た目のやわらかさの演出にもつながっている。